スキマノニッキ

まだわかんない

昔の地場産業はニートの受け皿だった。

どうも。なんかキーボード叩いてたらいろいろ書きたくなってきました。

僕のブログは僕のモノなので好きなときに思いついただけ書きたいと思ってますのでどうぞよろしくお願いします。

 

 

さて、少し前から僕が言いたかったことの一つはタイトルの通り

地場産業って昔はニートの重要な受け皿だったってこと。

そう思ったきっかけは、我が住む町にも地場産業なるものがありまして。

その一角で僕も生きながらえているわけなのですが、

そんななかで生きていたらば、それなりに付き合いもできますわ。

で年長者とかと話するじゃないですか、もちろん。

僕が相手に取り入ってもらうためによくするのは昔の話を聞くことです。

苦労話とか、めちゃんこ稼げてた時期の話とか。

とにかく根掘り葉掘り聞くんです。とにかくひたすら聞くんです。

で、どの人とどの人がどんな風に繋がってるとか、

どことどこが敵対しててとかわかるんす。

納期に追われてほとんど寝ずにシーズン時期を働き通して

振り込み額をみて目玉飛び出そうになった話とか。

昭和50年代中半までくらいっすかねぇ。

プラザ合意以降グングンだめになってきたって話っすけど。

そんな人(自分の親より年上の人たち)のなかでも話を聞いてたら

自営でやってたからこの人はこの人なんだろうなって人が結構いる。

裏を返せば、この人絶対勤め人にはなられへんやろってこと。

地場産業のある土地で家が家業やってたから救われてるで、絶対。

こんなヘンテコでガサツで口の悪いおっさん、通用せえへん。

その逆に、こんだけ声ちっちゃいオドオドした人、絶対社会では通用せえへん。

ぶっちゃけていえば、とんでもないアホもいるんです。

ゲスいのもいるんです。こんなんでよう仕事してきたないう人おるんです。

話し聞いててもよくそんな雑なことで仕事もらえてたないうのおるんです。

そんな人うちの地域にいっぱいおる。認めたくないがいるんです。

雑でいい加減な仕事する人はここでは置いといて、

うまく社会と関われない人ってどの時代でも一定の割合でいるやん。

それがいまニートって呼ばれてるだけで、

昔の地場産業みたいな仕事のネットワーク的な受け皿あればいいけど

そういうのどんどんつぶれてなくなってるから、できれば働きたいけど

探せども無いから、最終的に自分は必要ない人間なんじゃないかって

結果、引きこもってしまうねんて。

僕も正直何時そうなるかわからない自営業の身なので。

今、地場産業って規模もギューって縮小してるし、

売りにするほどの代名詞でも規模でも無い。と僕は思ってるんです。

むしろ地場産業を思い切って捨てちゃわないと、ダメな地方の活路はあり得ないと思ってます。

あくまで中途半端な地場産業抱えてるとこはですよ。

多分、地場産業に関わってる人ほど実は僕と同じように思ってる節あるんじゃないですかね。

有力利権者以外は。

地場産業って伝統とかいう言葉がよくついて回るんですけど、伝統って言葉は呪文みたいなもんで、意味ないっすよ。

農協が地産地消っていってんのと同じ。守らなくていいものを守りたいだけ。

日本の伝統っうんだったら、逆に海外に売り込めって話。

伝統は美とか言ってる日本人がニッチ過ぎるでしょ、今じゃ。

だからTPPでしょって。

地場産業ってクソなんですよ、いろいろ聞いた結果。

良かれと思ってやってきたことが、取り返しの付かない結果になってる気がする。

わが町が疲弊したのも裏で地場産勢力があった結果。

どこもダメ地方で地場産業抱えてるんだったら似たり寄ったりだと思うわ。

地場産業の有力利権層が税金ふんだくってきて下にばら撒いて

撒かれたニート予備軍はそれで幸せに食えて昔はそれで回ってたんでしょうけども。

今となってはそれが見えないなんとやら。

昔のニート予備軍もほとんどがなんとか蓄財と年金と

孫と一国一城に囲まれて幸せに暮らせているみたいですが

あなたたちの子供が、孫が、

あなたたちの年齢になる頃にはさてどうなっているのでしょうか。